SE構法が可能にした、2階が1階の2倍の広さを持つダイナミックなオーバーハングの家。限られた敷地を有効活用するための離れ業。2階リビングに設けられた窓からは、美しい山のパノラマを一望できます。
手前には、人ひとりと道具がようやく通れるほどの細い進入路。その奥に、やわらかな光を受ける2階建てのはなれがあります。資材も職人も、この細い道を通して一つひとつ運び込む必要があるため、計画段階から搬入ルートや工事手順を考慮した設計となりました。狭さを理由にあきらめるのではなく、「奥にこそ心地よい居場所をつくる」ための工夫が詰まった一棟です。