キャッシュフロー表を作ろう
引用:日経ビジネス
家庭のファイナンシャルプランニングの考え方に、キャッシュフロー表というものがあります。
将来にわたり、入ってくる(であろう)お金と、出て行く(であろう)お金を、それぞれ時系列にグラフにしたものです。
所詮予測なので、完全にあてになるものではありません。
では、なぜ、キャッシュフロー表を作るのでしょうか?
これには、大きく二つの目的があります。
生涯を通じてみると、収入と支出のバランスは、なかなか都合良くいきません。
進学などで支出が大きいときに、都合良く収入も増えるということは基本的にはないのです。
そこで、そういったバランスの悪さを解消するものが、貯金とローンです。
A.少し余裕のある内に貯金しておいて、赤字になる時期を補填する。
B.赤字になる時期にローンを借りて、余裕ができたら返済する。
これは、どちらも長期的なアンバランスを解消するためのものです。
Aの手段を取れれば、金利という収入がつきます。Bという手段をとると、金利という支出が発生します。
生涯の年収が同じAさんとBさんがいた場合、上手にAの手段で乗り切ったAさんと、Bの手段になってしまったBさんとでは、生活の余裕にずいぶん差が出てきます。
できるだけ、Aさんのような手段を、過剰なガンマなどせずに上手にコントロールしていくのが、キャッシュフロー表の第一の役目です。
そして、いったん作ったキャッシュフロー表を参考に、実際の自分たちの収入や支出の変化に適宜対応していけるようにすることが、第二の役割です。
このサイトは、家づくりのサイトですが、このキャッシュフロー表に関しては、本当は、家づくりなど考えるずっと前に用意しておく方が良いですね。
住宅取得後の家計管理
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