お父さんにも使ってもらいたい。
というわけで、ミニマルちゃぶ台セットです。
実は、我が家で使っている物と同じサイズの物を撮影用に再制作した物です。
使える最小を目指してみました。
面積が限られているところでも場所を取らず、折り畳み式のように出すのが億劫にならないという、完全に個人的な仕様です。
大人。10.1インチPC+ワイングラス。かっこいい。(使っている姿は実際少し間抜けかも。)
子供。なぜか、ちゃんとした机より集中しているよう。
というわけで、我が家では、上の写真のような感じで、部屋のあちらこちら(に追いやられながら)で使っています。
では、例によって作り方を。
すべての材料です。今回は、ビスを使います。
ちゃぶ台の脚に木工用ボンドを少々つけて、
天板をそっと乗せて、
ドライバーでビスを留めていきます。少々長いのを使っています。
素人組み立てなので、精度はこんなもんです。大工さんならもっと上手にできますが、趣旨をご理解いただきご容赦を。(^_^;)
ぐらぐらするので、もう一枚入れます。
横にして、ビスで留めて、
完成です。
次に、背筋の伸びる「正座ぶろう」を作ります。
座面をくっつけ、
足の上に少し、ボンドをつけ、
そっと乗っけます。この時、板一枚分だけ、内側に足を立てます。座卓の内側に足が入るようにするためです。
高い方側は、座面が飛び出ないようにします。立ててしまうときに、邪魔になるからです。
まず、この2本くらいのビスを止めたら、
ちゃぶ台の足の間に入るか確認します。
残りのビスを止めたら組立完成です。
角を紙やすりで削ったり、少し塗装をしたりすると、なおよいですね。
私が使うと、こんな感じ。(^^;
しまうと、ティッシュの箱3つ分より少し大きいくらい。
ここまで、組立は20分くらいです。
紙やすりで仕上げたりするのは、まだまだ時間がかかりますが、お子さんと一緒に作るには、なかなかよいくらいの作業時間じゃないかなと思います。
ぜひ、DIYでチャレンジしてみてください。
昨日に続き、試作品2号。
あ、仕事はちゃんとしてますよ。
こちらは、息抜きと言うことで(^^)。
事務所内に隙間発見。
実寸よりも、5mmくらい小さな箱をつくります。
例によって、部材を並べたところです。
今回は、奥行きの小さな物をつくります。
貼り付けました。ここまで、5分程度でしょうか。
今回は小さいので、木工用ボンドが固まる前に、どんどん作業を続けてしまいます。
さくっと完成。
隙間に入れてみました。
ファイル立てとして活躍してくれそうです。
写真をご覧ください。
これは、弊社で使ったパインのフローリングです。
別々の現場で、次期をおいて仕入れた物なのですが、この2枚には互換性がありません。
ごらんのように、巾が違います。
写真でわかりやすいように、巾が違う物を並べてみましたが、メーカーや時期によって同じ巾でも使えない物がたくさんあります。
フローリングの仕入れの単位は、ケース単位で何枚かがセットになっています。
現場ごと、どうしても少しずつ余ってしまうわけです。フローリングだけでなく、造作材料を中心に建物での利用は難しい端材が生まれてしまいます。
夏のちゃぶ台づくりイベントに使ったりしているのも、こういう経緯の材料です。
材料そのものは、無垢の良い物ばかりです。
そこで、今回はDIYにご興味がある方が気軽に始められるキット状態にして、有効に使っていただくことを考えてみました。
できるだけ安価に提供できるようにカットのみの加工ですが、組み立てを工夫して楽しんでもらえればと思っています。
第一弾として、こんな箱を作って見ました。(試作品です。)
高さ750
巾400
奥行420です。
パインのフローリングをカットした下記の部材からできています。
小学生くらいの子でも組み立てられるように、木工用ボンドだけでしっかりした強度になるよう考えてみました。
ここまで30分ほど。この状態で固まるまで待ちます。
続きは、次の日。
ここまでは、一人でできます。
最後だけは、二人でトントンと。
二日目の作業は、10分ほど。
この後、やすりをかけたり、色を塗ったりすると、見違えるようになります。
子供さんとつくる工作としては、なかなかお手軽な範囲かなと思います。
ただ、実際には組み立てる過程で、木工用ボンドだけの方が難しく、最小限のビス留めができればより簡単に確実だろうなというところもありました。
電動工具がないとたくさんのビスを止めるのは大変ですが、数カ所なら、家にあるドライバーでも大丈夫かなと思ったりしています。
ビスがなくても荷重に耐える構造ですので、完成すれば大丈夫なんですけどね。
完成した外寸で、高さ800mm 巾400mmの範囲で、ぴったりのサイズにカットしてお渡しできます。(奥行きは選べません。フローリングの巾×4枚分なので。(^_^;))
せっかくの自作なので、寸法はぴったり合わせたいですよね。
「家にある隙間に、こんな箱があったらいいな。」という方がいらっしゃったら、是非、製作にチャレンジしてください。
実は、リリース前ですが、オーダーいただいております。(今回の材料で、カット手間を含めて2000円くらいです。毎度ありです。(^^))
市販品ではサイズが合わないという方が、楽しんでぴったりサイズの箱を簡単にDIYできればいいなと思っています。
こうご期待です。(^^)