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萩森建設の家づくり
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社長 萩森

地元に根付いて40年。 皆さんは家を「買って」いませんか? 家は「創る」ものだと考えています。 木の事はどうぞおまかせ下さい。

住宅ローンを使う

住宅ローン控除ための確定申告をしようとしている方

ネットで確定申告「e-Tax」のメリットは? 住宅ローン控除で衝撃の結末(引用:NIKKEIトレンディネット)

要約すれば、手間はかかるし、費用的にも得は少ないということです。

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もし、どうしても確定申告をネット行いたい場合、住宅ローン減税の申告の1年前にやっておくと良いかもしれません。

ネットで申告すると初年度5000円の控除を受けられるので、何にもない年でも5000円の税金を還付してもらうことができるはずです。

そのために、それなりの手間と4000円くらいの投資がかかるようですが、まぁ、プラスにはなります。

これが、住宅ローン減税の申告の年に一緒に行うと、住宅ローン減税の方で控除額いっぱいまで終わってしまって、5000円の控除は受けられない(というか意味がない)ケースが多いようです。つまり、手間と4000円の投資が無駄ということのようです。

記事の内容で不明な点があればご連絡ください。わかる範囲で、補足できると思います。

住宅ローンとは何か?(重要)

住宅ローンの原理原則

・住宅ローンは、買えないものを買うための魔法の小槌ではない。

・住宅ローンは、金利負担で時間を買うもの。貯金をすればいつかは買えるもの、しか買えない。

・時間を買うメリットの大きなものは、払わないですむ家賃と新居での暮らしによる充実の2点。

・住宅ローンを先延ばしにして得になるためには、先延ばしの期間貯蓄をしなくてはいけない

・貯蓄の額は計算により求め、計画的に達成しなければならない。

・家賃が発生している場合、家賃が4万円以下などの極端低い場合を除き、先延ばしにして金銭的に得になるケースは少ない。

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住宅ローンの本質とは、「時間を金利で買うこと」です。

決して、高くて買えないものを買えるようにする、魔法の手段ではなく、いつかは買えるものを「今買う」手段なのです。

住宅ローン関係の本では、頭金が多いほどよいとか、借り入れは少ない方が良いというようなことがいわれており、もちろんそれらは間違いではないですが、住宅ローンを組んで今すぐ買うのか、自己資金を増やして買うのかの判断においては、自己資金を増やすまでの時間を買うために支払う金利が妥当なものかどうかという判断をすることが、最も大切なポイントです。

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ここで、シミュレーションをしてみたいと思います。

・2000万円のローンを金利2%で35年で借りたとすると、金利の額は782万円ほどです。

この場合、毎月の支払額は66252円です。

・同金額を5年貯金したとすると、3975120円貯まります。

毎月の支払いが同条件になるように、5年後におよそ1600万円のローンを金利2%で借りたとすると、

期間は28年で、金利の額は490万円ほどとなります。

その差は、292万円となります。

・同金額を貯金し続ければ、25年後には一括で購入する資金が貯まります。

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毎月の負担の上限が66252円だと仮定した場合、

1.25年後であれば、一括で購入可能

2.そんなに待てないので、その25年の期間を買うには、782万円の金利が必要。

3.5年貯めて、買う期間を20年に縮めた場合は、490万円の金利が必要。

ということになります。

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次の問題は、その期間を買うメリットについての判断です。

まずわかりやすいのが、家賃です。家賃が7万円なら、25年間に2100万円も払うことになるので、25年建てるくらいなら、先取りした方が絶対に得ということになります。(一生賃貸で良いと考える場合は、別のロジックで判断する必要がありますので、あくまで、最終的には家を建てるという前提での話になります。)5年では420万円なので、家賃をは別に上記シミュレーション通りの貯蓄ができるという前提では、一見すると、70万円ほど得になります。しかし、お気づきの方も多いと思いますが、家賃と上記シミュレーションの2重払いが可能ということは、今買ってしまった場合でも、420万円分の貯蓄を繰り上げ返済に回せるので、実際には139万円ほどの金利の節約となり、今買ってしまった場合の方が得になります。

つまり、家賃が発生している場合は、月々4万円以上の家賃を払いながら貯金を続けるくらいなら、少し無理してでも、今すぐの方が金額的には得になります。

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家賃が発生していない場合は、期間を買うことに対する精神的なメリットとの比較になります。

上記のシミュレーションでは、5年待てば金利負担を292万円減らせるということは、5年先取るためのコストは、月額4.8万円にもなります。

それだけのコストを払ってでも、前倒す価値があるかどうかは、各家庭の状況によります。子育てのために建てたいと思えば、5年の期間は決して小さいものではないでしょうし、夫婦二人くらしの家の建て替えなら、ご年齢にもよりますが5年くらい問題ない場合もあるでしょう。

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先取りして新居に暮すことの充実感が、そのコストに見合うかどうかということは、住宅ローンを今すぐ組んで家づくりを行うべきかどうかの判断要素の大きな一つになります。

キャッシュフロー表を作ろう


引用:日経ビジネス


家庭のファイナンシャルプランニングの考え方に、キャッシュフロー表というものがあります。
将来にわたり、入ってくる(であろう)お金と、出て行く(であろう)お金を、それぞれ時系列にグラフにしたものです。

所詮予測なので、完全にあてになるものではありません。
では、なぜ、キャッシュフロー表を作るのでしょうか?

これには、大きく二つの目的があります。

生涯を通じてみると、収入と支出のバランスは、なかなか都合良くいきません。
進学などで支出が大きいときに、都合良く収入も増えるということは基本的にはないのです。

そこで、そういったバランスの悪さを解消するものが、貯金とローンです。

A.少し余裕のある内に貯金しておいて、赤字になる時期を補填する。
B.赤字になる時期にローンを借りて、余裕ができたら返済する。
これは、どちらも長期的なアンバランスを解消するためのものです。

Aの手段を取れれば、金利という収入がつきます。Bという手段をとると、金利という支出が発生します。
生涯の年収が同じAさんとBさんがいた場合、上手にAの手段で乗り切ったAさんと、Bの手段になってしまったBさんとでは、生活の余裕にずいぶん差が出てきます。

できるだけ、Aさんのような手段を、過剰なガンマなどせずに上手にコントロールしていくのが、キャッシュフロー表の第一の役目です。

そして、いったん作ったキャッシュフロー表を参考に、実際の自分たちの収入や支出の変化に適宜対応していけるようにすることが、第二の役割です。

このサイトは、家づくりのサイトですが、このキャッシュフロー表に関しては、本当は、家づくりなど考えるずっと前に用意しておく方が良いですね。

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